何気に届いたSMSがAmazonを騙った詐欺メールなのではないかと思い調べてみました。
見るからに怪しい感じでしたので…。
詐欺メール?
こんなメールがSMSで届きました。
「詳細はこちら」のURLには「…amzn.asia…」の記述が。
なんか怪しい、と思いませんか。
これを見た瞬間、詐欺メールがまた来たかぁ、と思いました。
いや、待て待て。
プライム会員になっていることだし、そろそろ更新の時期が近づいてきたのかな…。
もしやと思い、念のため、eメールとAmazonメッセージセンターを確認することにしました。
メッセージセンター
Amazonメッセージセンターにアクセスし、送信メッセージを確認すると「Amazonプライムの会員資格がもうすぐ更新されます」とありました。
日時は「2023/11/23 9:03…」です。
SMSの日時はというと
前出画像のとおり「今日(2023.11.23)9:03」ですので同じです。
eメールを確認すると
⇩ご覧のとおりメールが届いていました⇩
同じ日時に「会員資格が更新されます」メッセージが届いていました。
eメールに送られて来たメールは、Amazonからのものであると確認できました。
果たしてSMSの方は「本物」なのか…?
気になるのは、あのURLです。
短縮URL
SMSでは文字数制限があるため、受信者にアクセスしてもらいたいウェブサイトに誘導したいときなどに「短縮URL」を使うことがあるというのです。
ということは「https://amzn.asia/…」は、短縮URLなのか…。
「https://amzn.asia/8cjhqDs」のアクセス先は、Amazonメッセージセンターでした。
実際にアクセスしてみましたが、何の考えもなくむやみにアクセスしたわけではありません。
詐欺サイトへの誘導は、ご免こうむります。
アクセスするまでの過程は、次項で説明させていただきます。
ということで、今回送られてきたSMSは「本物」であることが確認できました。
短縮URLの安全性確認~むやみにアクセスしない
SMSに「詐欺メール」があふれかえっているような昨今、アクセスを誘導するメールを簡単に信じてはいけない。
痛い目にあっている私の鉄則です。
(参照「フィッシング詐欺に引っかかってしまいました…」)
では、どう対処すればよいのでしょうか…。
短縮URLについての解説やSMSで不審な短縮URLが届いた場合の対処法が分かりやすかったので、
『短縮URLとは?SMSで利用するメリットや注意点について解説!』
をご紹介させていただきます。
前出の項目「短縮URL」でも参考にさせていただきました。
要約しますと、SMSで不審な短縮URLが届いた場合、
・短縮URLそのものを、GoogleやYahooなどで検索して、公的機関や個人ブログなどで取り上げられているかどうかチェックし内容を確認する
・短縮URLの末尾に「+」を付けてブラウザのアドレスバーに入力し転送先のURLがどこであるかチェックする
※「+」を付け忘れると不審なサイトにアクセスしてしまいますので、十分に注意して行わないといけないと思います。(筆者)
ということです。
前項で記載した「実際にアクセスしてみましたが、何の考えもなくむやみにアクセスしたわけではありません」とは、
上述のとおりチェックし内容等を確認したうえで安全であると自分自身で判断したのでアクセスしてみた、
ということです。
あくまで「自己責任」でということです。
まとめ
SMSで届いたAmazonプライム会員の更新メールは「本物」であり、怪しげなURLは「短縮URL」であることが分かりました。
今回のことで、詐欺メールに引っかからないようにするには、
①不審なメール・URLそのものをGoogleやYahooで検索し確認すること
②転送先のURLがどこであるのか事前に確認すること
③いずれかでも安全性に疑問がある場合は、アクセスしないこと
※①の段階で安全性が否定されれば②は必要ないでしょう。
との考えに至りました。
詐欺メール対策・判別方法は、いろいろありますが、日頃から意識していることが大切です。
詐欺に引っかかってしまったときの、あのなんとも言い難い気持ちは、二度と味わいたくありませんので。
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