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生活していくうえで、切っても切れないもの、人と人との関係。社会生活を送っていく以上、人と人との関係から逃れることはできません。
この関係が、いつでもどこでも「良好」であれば問題ないのですが、えてして「良好でない」ことの方が多いのではないでしょうか。
生活の長い時間を職場で過ごしているのです。だから、いろいろ悩むんですよね…。人間関係の良くない人がいる職場は嫌ですよね。
そんな悩みから、そんな所から少しでも早く解放されたい。誰しも、そう願うに違いありません。
良好な人間関係を時間をかけて作るよりも自分の心を守るための緊急処置が必要な場合もあります。そんなわけで、サラリーマン生活での人間関係の悩みと自身の解決方法について綴ってみました。
適度に「がまん」
プライベートで一緒に飲みたいか、飲みたくない、か。
職場の人間(関係)に対する私の見方の一つです。仕事を実践する場としての「職場」。オフィシャルな空間としての「職場」。賃金を得るための「職場」。「職場」とは、そういう所だと思っています。
しかし、そこには、「複雑な」人間関係があり、問題になるのは、中心であるはずの「仕事」そのものよりも、そこで働いている人との関係。上司と部下。先輩と後輩。年上と年下。男と女、女と男。同僚…。
より深刻なのは、本業の仕事よりも、その仕事を取り巻く人間関係なのです。
関係の良好でない人、苦手な人、なんとなく虫の好かない人を「いっしょに飲みたくない人」として、この人とは、勤務時間外に会うことはないだろうな、と考えることで自身の心の負担を軽減しようとするものです。
その場を耐え忍ぶ。時には何も考えず適度に「がまん」することも、健康な心のためには必要です。
忖度(そんたく)の利用
いろいろなことによく気付くことは、人と人との関係でも、自分自身のことでも、可能性を広げる材料をたくさん拾えることだと思います。そんなテクニックをいただきましょう。
忖度、一時期、報道でひっきりなしに使われていましたよね。日本語に、そんな言葉があったのかと、その時に初めて知りました。辞書には「他人の心を推し量ること。また、推し量って相手に配慮すること」とありました。この意味からすれば、気配りのあるいいことのように思います。
しかし、報道されていた「忖度」とは、何と「日本的」なことか、と思いました。身近な職場にも、同じようなことが、日常茶飯であるような気がします。
職場では、上位の役職者に「忖度」して、いろいろ行動している人もいるようです。そのためか(元々、素質があるのか)よく気の付く人、になっています。本当にいろいろな事によく気付くし、器用ですごいなぁ、と感心することもあります。忖度される方は、あながち悪い気持ちはしないですよね、きっと。
ただ、その関係は、当人達の間だけにしておいて欲しいものです。時として、周りの人間を巻き込むことがあり、これが厄介です。その方に対する行動(忖度)を周りに強要する(ようなことを「暗に」、ある時は「明らさまに」)行います。
そんなときは、できる限り「素直」に従います。「サラリーマン」にとっては、それが、世の中(サラリーマン社会)を上手く渡っていくための知恵であると思います。素直であることを否定することは、ある意味、相当な覚悟が必要です。その道での「成功」や「出世」を諦めることにもつながりかねませんから。その覚悟を持つことは、容易なことではありません。
風になびく柳
「柳に風」という言葉があります。風になびく柳のように逆らわずに穏やかにあしらうこと、と辞書にあります。
職場には「なぜか私にだけ、嫌みや皮肉や意地悪をしかけてくる」人がいる、と感じたことはありませんか⁉ その人に対して、悪いことをしたわけでもなく、思い当たる理由もないのに、です。
Aさんと「同じような」ことをしたのに、その人は、Aさんには、なにも言わないのに、私には「嫌み」や「こごと」を言ったりするなど。この上なく理不尽なことがあると思いませんか。
そんな人に対して、どう対処します? 「私にだけ」そういうことをする理由をたずねる…。感じ悪いからとか、公平性や中立性に欠けるからやめてください、と訴える…。それで解決すれば、ハッピーエンドですが、たぶん、それでは解決しません。
かえって、火に油を注ぐ結果になりかねません。相手の行動を変えることは、そう簡単にはできないのです。では、どうするか。
自分自身の考え方を変えること。相手の言動を受け流す技術を身につけること。これができれば、大抵の精神的打撃を回避できると思います。真正面でまともに受けるから直撃されるのです。
もちろん、真正面で受けても、はね返したり、受け容れられるだけの力があれば、問題ないですが。そこまで強くなるには、普通は相当な努力が必要であると思います。
今回のまとめ
悩みを軽減するには、「相手」を変えようとするのではなく、「自分」が「変身」するのです。自身の「考え方」を変えることによって、相手との「関係を変化させる」のです。
がまん
適度に「がまん」することも一つの手段です。ただし、その「がまん」は、前向きな「がまん」、元気のある「がまん」、がまんしていることを自覚している「がまん」です。
受け入れ
忖度(そんたく)も使い方だと考えます。相手の「気が付く」という視点を受け入れ、自分の仕事に活かします。
受け流し
相手の言動を変えようとすることより、自分の考え方を変えることです。相手の言葉や態度を真正面から受け止めることはせず、心の中で「はい、そうですね」と受け流します。
痛みを伴うこともありますが、「世界」は、ひとつではありません。人生、前向きに、明るく楽しくいきたいものです!!