アコースティックギターでの弾き語りが好きで時間を見つけては歌っています。
そこで特に感じているのが、唄えない歌が増えてきている、ということです。
高いところで声が出ない。裏返ってしまう…。
ここでいう「高い声」「高い歌」とは、「私にとって」という基準で使っていますので、
ご了承ください。
昔は唄えていたのになぁ、と、思うことがしばしば。
ここでいう「昔」とは、30~40代を思い浮かべているような感じ…。
高い声が出なくなった理由は、加齢に伴うもの(と、自分では考えています)。
たまに唄うだけの素人の私が60歳になったのだから、高い声が出なくなるのは自然なことだとは思いますが、少しでも高い声が出せるようになりたいと、動画を見たりしながら取り組んでいます。
ここでは、その取り組みについてお話しさせていただきます。
同じ気持ちを持っている方の参考になれば、うれしい限りです。
自分の音域を知る
高い声が出せなくなってきたことで、自分が出せる音の範囲(音域)が知りたくなりました。
自分の音域を知れば、唄える曲かどうか、ある程度予測でき曲探しに役立つのではないかと思ったからです。
では、音域を知るためには、どうしたらよいのか?
結論から言えば「音程チェッカー」を使いました。
今の環境では、音の高さを自分で確かめることしかできないので、ギターなどを鳴らして耳で確かめるより、目で確かめる方が確実だと思ったからです。
音程チェッカーは、声を出せば高さを表示してくれます。
レスポンスも良く音の高さを安定して表示してくれると感じました。
この「A2」とか「E4」とかってなんだ!?という方は、以下をお読みください。
私は、なんのこっちゃ!?という感じで全く分かりませんでした…。
A2、E4とは?
とても分かりやすいイラストをWebサイトで見つけましたので、ご紹介させていただきます。
実際のピアノの鍵盤88鍵の内、人が出せる一般的な音域の43鍵を表記したもので、中央の緑色の「ド」が「基準のド」ということです。イラストの最下段が国際式の表記になっています。
なぜ、そのような表記があるのでしょうか?
答えは、音を特定するため、ですね。
例えば「ド」。イラストの中には、3ヶ所にあります。
単に「ド」と言っただけでは、3つの内、どの「ド」を指しているのか分かりませんね。
ところが、「C4」と言えば、たった一つ「基準のド」のことになるわけです。
イラストの下にリンクを貼らせていただきましたので、ご興味のある方は、是非どうぞ。
音域チェック(試行)
スマホとヤマハのチューナーを並べて撮影し、後半では、チューナーから出力させた音を計ってみました。
音の高さの参考にもなると思います。
お聞き苦しい点などがあるかもしれませんが、大きな心で見ていただければありがたいです。
ミックスボイス
現在の音域を超える声を出すには、どうすればいいのでしょうか?
私の音域はA2からE4。声域は1オクターブ半です。
地声ではE4までなので、さらに上の音を出すには裏声となるわけです。
ただ、普通の裏声では、その部分だけ、声が急にかぼそくなったり、変に裏返ってしまったりと、歌がくずれてしまいます。
そこで、高い部分も違和感なく唄うにはどうしたらよいのか、と、YouTubeなどで探していたところ、
「ミックスボイス」にたどり着きました。
目標
2オクターブ出せるようになりたい。これが目標です。
具体的には、A2からA4まで楽に歌えるようになること、です。
そのために、私が実践していることは、YouTube動画での単独レッスンです。
以下、私が参考にしている動画をご紹介させていただきます。
ご存知の方におかれましては、ご容赦願います。
実践
YouTubeで視聴させていただきました関連動画の中で、個人的に「いいなぁ」と感じた3本をご紹介させていただきます。
ご紹介する動画で語られている内容を思い浮かべながら、より適切・忠実に実践できるように、時間の許す範囲内で無理なく取り組んでいます。
1)ミックスボイスの基本的な考え方や取組みなどについては、
『「SUCCESS VOICE LESSON」翔てんてー』さんの動画を視聴させていただいております。
2)ウォーミングアップは、『40代からの美ボイスレッスン室 ゆみ先生』さんの動画を参考にさせていただいております。
3)呼吸については、
『東本ボイストレーニング』さんの動画を参考にさせていただいております。
まとめ
ご紹介の動画を3本柱として、弾き語りしています。
2オクターブを楽にきれいに出せるまでには、まだまだ時間がかかりそうです。
それでも、動画でのご指導を実践することで、少しずつでも声が出しやすくなってきているように感じます。
ひとつ高い音が出せるようになれば、目標へ一歩近づいた達成感とやる気につながります。
身体が資本、無理は禁物。2オクターブへの道、地道に歩き続けたいと思います。
◇関連動画:『アコギ弾き語りカバー』:GuTrのアコギでカバー(本人チャンネル) より
最後までご覧くださりありがとうございました。
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