アコギを弾き始めて何年になるだろうか…。
最初にギターを手にしたのは、中学校を卒業してすぐの頃、今から50年近く前のことである。
それから現在に至るまで、ブランク(20~40歳過ぎまで20年余り、ほぼ全くギターに触れることがなかった…)はあるものの、いつも手の届く所にあり、気が向いたら手に取ってボロンボロンと弾いている。
そして、つい最近になって「耳にした」のが「左手の脱力」である。
左手首の痛み
これまで、コードを押さえる左手の力について意識したことがあっただろうか、とふと思ったのである。
もっと正確に言うと、しっかりとコードを押さえるために力を入れることは意識してきたが、力を抜くことについて意識したことはなかったように思うのである。
左手の脱力について意識したのには、いくつかのきっかけがあると思うのだが、最も直接的なことは、YouTubeで、この動画を見たことだ。
背景には「左手首の痛み」がある。
ギターの弾き過ぎで腱鞘炎になったという話は、よく聞いたりする。
左手の痛みは、単純にギターの弾き過ぎなのかな、と自分なりに納得していた。
左手の脱力 | 弦を押さえるのに力を入れ過ぎない
先の動画を見て、私の左手首の痛みの原因は、弦を押さえる際に力を入れ過ぎていることではないか、ということにたどり着いた。
「弾き過ぎ」は、単に長い時間弾いている弾き過ぎではなく、
短時間であっても、左手に力を入れ過ぎた状態で弾き続けている
という弾き過ぎであるという結論に至ったのである。
思い起こせば、先の動画で言われているような力の入れ方をせず、しっかり弦を押さえようとして必要以上の力を入れていたようだ…。
まとめ
アコギを弾く都度「左手の脱力」を意識し、弦を必要最小限の力で押さえるようにする。
今さらかぁ、と自分自身思うところがあるが、できていないのだから仕方がない。
独学の弊害かな…。
おそらく癖が付いてしまっているので、難しい面があるとは思うけれども、左手首の痛みの改善・予防のためにも、コードを弾く際もリードを弾く際にも、身に付くまで「脱力」に注力することにしよう。