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コーヒーの淹れ方に、少し凝った時期がありましたので、そのときのことをお話しさせていただきます。
コーヒーを淹れる器具
ここでは4種類の器具を紹介させていただきます。
ミル
コーヒー豆をガリガリ、ゴリゴリ、無心で挽いて漂う香りの楽しみ
のんびり時間のあるときは、ゆったりゆったりと、1回転1回転を、しっかりと挽いたものである。細挽き、粗挽き、中細挽き…。ハンドルにかかる抵抗を楽しみながら
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ドリップ
ケトルからお湯をそそぐ楽しみ
準備から後片付けまで手軽で、他の器具と比べて、それほど手間は要りません。
最初に、豆全体に注ぎ、20秒くらい蒸してから、本格的に抽出を始める。お湯の量を少しずつ減らしながら、3回ほどに分けて注いでいくのがコツらしい。
珈琲の香りと自分で入れてる感が強くあり、憩いのひとときである。
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サイフォン
お湯が上の器に上がって行くのを眺める楽しみ
私が実際に使ったのは、熱源がアルコールランプではなく、電熱式のもの。アルコールランプの方が、風情があるかな、とも思うが、安全性からは電熱式かなぁ…。味や香りの違いもあるのかなぁ。いずれも適切な使い方が大事!
お湯が上の器(「上ボール」「ロート」)に上がって来るときのワクワク感がたまらない。上がり切ったら、やさしく竹べらで混ぜ、火を弱めて何十秒間か抽出し、さらに混ぜて出来上がり。火を外せば、下の器(下ボール)にコーヒーが落ちてくる。その感覚もたまらない。
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プレス
フィルターを押し下げる楽しみ
紅茶の方が馴染みが深い、かな。ドリップ、サイフォンを経て、ここに来ましたという感じ。
ポットの中に粗挽き粉を入れお湯を注ぐ。柄長スプーンで軽くかき混ぜて蓋をしめ、少しの時間抽出。適宜な時間が来たら、フィルターを押し下げる。この時の感覚が、また、いい感じなのです。
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まとめ
気分しだいで、コーヒーの淹れ方を変えるのも楽しいものです。
いずれの器具からも、ゆたかな時間がもらえます。